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一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
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12:47:34
エロいんですんで隠します。
             
*今回の登場人物
 桃岸 静留(ももきし しずる)
 安村 あやめ(やすむら -)
*今回の舞台
 風俗店「和夢(のどむ)」
              
*ebifly様のリクエストになります。ありがとうございました。
        
*本編プロローグ↓
 プロローグ

 ここ、「和夢」を訪れるのはなにも男性に限ったことではない。
 会員には女性のメンバーも存在する。それは別にレズビアンというわけでもなく、同性と一緒にメッシーな遊びをしたいという淑女がほとんどだ。
 しかし、彼女はちょっと違った理由でこの店を訪れていた。
「いらっしゃいま……えっ?」
 思わず受付のめぐみの笑顔が凍りつく。そこにいたのは、まごうことなき忍者(女性だったのでくのいちか)だった。背中に刀を背負い、忍び装束の下には鎖帷子が見える。太ももに巻かれたベルトには、数本のクナイを装備していた。しかし、そんな服さえ着ていなければ、ぱっちりと開いた瞳や、すらりと伸びる鼻梁、かわいらしい唇と、なかなかの美少女。邪魔にならないようにと高い位置に結われているポニーテールも、彼女に明るく活発な印象を与えるのに一役買っているように見える。
「あやめさん、さすがにコスプレのまま入店されるのは……」
「すみません。えと、修業のついでに立ち寄ったので」
「……え?」
「あ、そうじゃなくて……。今、着替えますね」
 ひゅばっとめぐみの前をなにかが横切った気がした。次の瞬間には、スーツ姿のOLが立っていた。
「あ、あれ? あやめさん?」
「いつも通りのコースでお願いしますね」
 目を白黒させているめぐみに向かって、あやめはにっこりと笑う。めぐみは首をかしげながらも、彼女を案内するのだった。
(やっぱ、驚きもしないかぁ~)
 個室に向かいながらあやめはため息をついていた。
 安村あやめは忍者である。普段はOLとして生活しながら、日々修業を積んでいる。そんな彼女がここを訪れた理由は、とある忍術を試すためだった。本来ならば、一般人に見せることはないのだが、しかしあやめには、こうしなければならない事情があった。
 この街には、くのいち仲間がいないのである。
 そのためにどうすればいいのかわからなかったが、会社の同僚が、
「『和夢』の子は本当にネバネバがすきだよな」
 ということを話していたのを聞いて、ここを訪れることに決めたのだ。
 メンバーになってから数回、ここを訪れてスタッフとの絡みを楽しんだ。そして今日、意を決してあやめは挑む!
(なんて、緊張したらダメよね。ふぅ、リラックス……)
 あやめは指名した女の子を待っている間何度も深呼吸と脳内シミュレートを繰り返す。忍術はとにかく集中することが大事。注意散漫になってしまうと、よからぬ結果になることがしばしばだ。
 そうしている間に、その子がやってきた。
「あやめさんですね。今回も指名ありがとうございます」
 ぺこりと頭を下げるロングヘアの少女、桃岸静留だった。あやめは、基本的に彼女以外は指名していない。なにもわからないまま最初に指名したのが彼女で、そのときに意気投合したのがきっかけだった。
「なんだか今日は雰囲気違いますね?」
「えっ、そう?」
「はい。こういう職業してると、そういうのがすぐわかっちゃうんですよ?」
 隣に座った静留は、「はい」といってグラスを手渡す。
「……その。静留殿になら、わたしの秘密を、話せるかなって、思って」
 その心中を見抜かれたせいか、あやめは少しドキドキしていた。
「どうしたんですか、急に。静留殿なんて、初めて呼ばれました」
 静留はクスクス笑うが、あやめはいたって真剣。ぎゅっと静留の両手を掴むと、
「わ、わたし、実は忍者なんだ。本物の」
 真剣な表情で言った。
「えっ、ええ……っ?」
 静留はなにが起きたのか分からず、目をぱちくりさせている。
「に、忍者って、あの『ニンニンッ!』ってやつですか?」
「そんなことはしないが、忍者なんだ」
「へ、へぇ~……」
「その言い方、信じてもらえてないみたい」
「し、信じてますよ。お客さまのおっしゃることですもの。それに、それをわたしに話したってことは、なにか、理由があるんですよね?」
 静留の言葉に、あやめはうなずく。
「いいですよ。くのいち忍術プレイ、受けて立ちましょう!」
 にっこり笑う静留だったが、
(いや、プレイとか、そういうんじゃないんだけど……)
 その言い方は、あやめにしてみればまだ納得のいくものではなかった。
       
つづく


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