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一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
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23:29:12
 エロいんですんで隠します。
             
*今回の登場人物
 全員っ!
       
*今回の舞台
 風俗店「和夢(のどむ)」
              
*このお話を最初から読む↓
 プロローグ
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 んでは、続きからどうぞ。


 年の瀬も押し迫ったころ、和夢では毎年の恒例行事が行われていた。毎年の通常営業終了後、メッシーフェチの店の女の子たちが集まって、男子禁制のそれは行われる。
 集まった美女、美少女たちの着ているのは、店の制服ではなくて、それぞれの私服。個性豊かな色とりどりの花が咲いている。そして、ステージに上ったのは和夢の受付嬢のめぐみ。手にはグラスをもっている。
「それじゃあみなさん、今年はごくろうさまでした。今年も無事、このお店を運営できたのは皆さんのおかげです。今日はもう存分に、汚れて帰ってください! 汚れおさめ、始めましょう!」
 と、それは乾杯の音頭かと思われたが、めぐみは次の瞬間、グラスに入っているシャンパンを、周りにぶちまけた。
 それが合図となって、和夢の今年最後の「夢」が始まるのだ。
「きゃあぁっ!」
「め、目に入ったぁ!」
「やったわね、このっ、このぉっ!」
 ホールの中でシャンパンファイトが始まった。
 これが和夢の恒例行事「汚れおさめ」である。文字通り、その年最後の営業終了日に、その年を乗り越えたことをみんなでどろっどろに汚れながら祝うのである。テーブルにある飲み物や、クリームの乗ったパイ、半分溶けているバニラアイスは、もちろん食料ではなく、たがいにぶっかけて楽しむためのものである。
「ねえねえ、真登香?」
 肩をたたかれた羽生真登香が、
「なんですか、美澄……っ!」
 と振り返る。その瞬間、日下美澄は手に持ったパイを真登香にぶつけた。
「はぶっ! ん、んぅ……。はぁぁ……」
 顔面を生クリームで真っ白に染めた真登香。なんとかクリームをぬぐって、大人げなくも無邪気に笑っている美澄を確認。
「甘くておいしいでしょ?」
「もう、教員志望なのに、食べ物で遊ぶなんて……」
 真登香は小言を言いながらも、口の周りのクリームをぺろぺろとなめとる姿はどこか艶めかしい。その行為を真登香も楽しんでいるのだ。そんな真登香に対して美澄は、
「これはフードメッシー。立派な芸術よ」
 と胸を張る。それを聞いて、
「そっか……じゃあ、あなたも……」
 真登香はパイをもって美澄にぶつけた。
「きゃぶっ! や、やったわね!」
「うふふ。あ、こういうのもあるみたいよ」
 真登香が持ってきたのは水鉄砲のようなタンクのついた巨大な銃。その大きさに美澄はひるむが、この後に待つものへの好奇心が恐怖に勝った。
「真登香、それ、どうするつもり……よ?」
「もちろん、うちますわ」
 にっこりとした笑顔とともに、無慈悲にも真登香は引き金を引く。
 高圧で噴出された真っ白い生クリーム。
「きゃぁぁっ!」
 美澄は吹き飛ばされて床に尻もち。しかしなお、その銃からは生クリームが噴出し続けている。
「あんっ、もう、真登香ってば、こんなの、激しいっ! 身体中、生クリームでべったべたよ。んぅ……、ま、まだ止まらないの? うぶぅ、こんなの、もう、たまらなくなっちゃうじゃないっ! 全身真っ白いクリームに覆われて、まるでケーキみたいっ!」
 床に座り込んでクリームを浴びる美澄は、ほんのり上気した顔で、普段客を相手にしている時のような言葉を発する。その文句を聞いた真登香はなにかひらめいたらしく、
「ケーキみたいか。いいわね。それじゃあ、わたし、あなたをデコレーションしてあげるわ。ほら、お酒の入って真っ赤になった顔が、イチゴみたいよ」
 と、こちらも乗り気になって放つクリームを追加する。
「ああんっ! このままじゃ、本当にケーキにされちゃうぅっ! うぶっ! あっ、こっちからもクリーム、きたぁっ!」
 気づけば真登香とおんなじクリーム銃をもったメンバーが、美澄を取り囲んでいる。銃弾は生クリーム、カスタードクリーム、マロンクリーム、チョコレートシロップなどなど。美澄はだんだん、混沌としたスイーツの塊と化していく。
「もういいわ」
 真登香は一斉掃射をやめさせる。そして銃を置いて一歩前へ出た。
「うふふ、美味しいスイーツになった先生をいただきましょうか。こうやってたまにはサドっぽいところも見せておかないと、総受けキャラを抜け出せませんから。それじゃ、いただ……きゃぁっ!」
 身体を前に傾けた瞬間、背中を思い切り押された。そして前のめりに倒れた真登香は、そのまま美澄の胸の中へ。
「あたたたぁ……。だ、誰です? いま押したのっ!」
 がばっとあげた顔はクリームまみれ、その顔で、辺りを見渡そうとしたところを美澄に押さえつけられる。
「み、美澄……さん……?」
「やっぱり、真登香は受けだと思うのよ。ね? 先生に逆らったイケナイ生徒だもの。指導してもいいわよねー?」
 チョコとクリームに塗れた美澄の顔。その奥ではにんまりと笑顔なのが真登香にはわかった。
「先生と一緒に、スイーツしましょうねー!」
「あ、皆さんそんな、銃口をこちらに? ……いやぁっ、クリームッ! クリぃ……むぶぶぅっ!」
 結局真登香は、美澄と一緒にクリームでデコレートされてしまうのだった。

 つづく


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