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一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
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12:57:02
 エロいんですんで隠します。
             
*今回の登場人物
 水野 七也(みずの しちや)
 尼野 みなも(あまの みなも)
*今回の舞台
 風俗店「和夢(のどむ)」
              
*このお話を最初から読む↓
 プロローグ
*これまでの記事
 わむ☆くらぶ! インデックス

 ほんの少し前まで、「和夢」のレジの隣には恵方巻き(納豆巻き)が置いてあったと思ったら、一週間もしないうちに別のものが置かれていたのだった。
「めぐみさん、今度はなんですか?」
「はい。バレンタインデーということで、チョコレートを作ってみました」
 受付に立っている上戸めぐみは、そう言ってきらきらとした笑顔を七也に見せるのだった。
「はは……。それにしても、どうしてこの月はこんなに食べ物がらみのイベントがおおいんですかね」
「そうですね。豆まきに、恵方巻きに、バレンタインデーはチョコレート……。いわれてみれば、今月の頭だけで三つもイベントがあったんですね」
 めぐみは首をかしげている。
「でも、そういうことがあったほうが、便乗しやすいですよね。のり巻きもチョコレートも、自分で作ることができますし。そのほうが楽しいですよ。……ところで、せっかくですしおひとついかがですか」
 と、チョコレートの積まれた籠を差し出される。七也は「それじゃあ」と一言、そこからチョコレートをひとかけつまんで口に入れた。どうやらナッツが入っているらしいが、カリカリした食感ではない。
「どう……ですか……?」
「いや、おいしいですけど……。これ、中になにが入っているんですか?」
「納豆ですよ」
 そう言われて、七也は思わず噴き出しそうになってしまうが、それを必死に耐える。
(チョコレートに納豆! さすが「和夢」。その発想はなかった……)
「お口に合いませんか……?」
 こちらの様子をうかがってくるめぐみに向かって、
「あ、いや。なんだかとても意外な味で……。ごちそうさまでした……」
 七也はそそくさと個室に向かったのだった。
       
「へぇ~、メグ姉そんなことしたんだぁ。きっとその納豆、恵方巻きのあまりだね」
 足をパタパタと動かしながら笑っているのは尼野みなも。こうやって無邪気に笑っていると、本当に実年齢を疑ってしまうほど稚い。
「笑い事じゃないよ。まさかチョコレートに納豆が入っているなんて、なんだかレジの隣に山積みになっていた理由が分かった気がするなぁ」
「でも、納豆って一部の人にはものすごく人気だよ。ほら、駄菓子にだって納豆味があるじゃない」
「いや、みなもちゃん。それはそれ、これはこれだと思うよ」
 七也は大きなため息。そしてメニューを見ながら、この沈みきったテンションを持ち上げるにはどうすればいいかを考える。すると、そこには初めて見る文字があったのだった。
「期間限定……?」
 よの人間というものは、この「期間限定」という言葉に弱い。ご多聞にもれず、七也もそうだった。そこには「期間限定バレンタインメニュー」と書かれていたのである。
「みなもちゃん、これってなに?」
 七也が訊ねると、みなもは興奮した様子で、
「おお、見たとおりだよ、お兄さん。バレンタインメニュー。じつはね、この時だけは、シャワールームを特別仕様にできるんだ~」
 と言う。まだ頼んでもいないのに、七也がそれを選ぶことを期待しているかのようだった。まあ、確かに小さな文字でしか書かれていないし、これを選ぶのはそういう嗜好をもった人間だけだろう。
「ねえ、ボクこれがいいな。いつものどろんことは違う、スイートなボクとエッチしてみたくない?」
 みなもはずいと身を乗り出してくる。女性的な魅力の少ないみなもだが、その少女らしい幼さを強調してくる仕草は、どこかそそるものがある。その言い回しが気になったが、七也はそれを頼んでみることにした。
「それじゃあ、準備するね」
 と、みなもは一人シャワールームへ。
(なにが起きるんだ……?)
 残された七也は、シャワールームから聞こえる音に不安を募らせていた。
 しばらくしてみなもが戻ってきた。
「もう十分くらい待ってね♪」
 と言われて、七也はもう十分みなもと談笑した。
 そしてそのときが来る。
 シャワールームの浴槽は、どろりとした茶色い物体に埋め尽くされていた。
「み、みなもちゃん。これ、まさか」
「そう、チョコレートでーす! 削ったチョコレートをお風呂に入れて溶かしたんだよ。あ、水は入れてないからね。ここのバスタブは、周りを温水の通ったパイプに囲まれているんだ。つまり、このチョコはゆせんで溶かされたんだよ」
 なぜかみなもは得意げだった。
 それにしても、バスタブ一杯のチョコレートとは、ものすごい光景である。一体こうなるまでのチョコをどこから集めてきたのか気になるが、そんなことを質問するより先に、みなもが七也の手をきゅっと握ってきたのだった。
「お兄さん、それじゃあ、入ろ……?」
 七也とみなもはその浴槽に足を入れる。トロトロに溶けたチョコレートが足の指の間を通る感触がこそばゆい。
「あぅ……。すごいね、このチョコレートの臭い……。鼻血でちゃいそうだよぉ……」
 チョコレートの感触が、彼女がいつもいる泥沼に近いのだろうか、みなもの表情はすでに上気していた。
「それじゃあ、お兄さん。するね……」
 そしてみなもは七也のイチモツが目の前に来るようにしゃがんだ。
   
 つづく


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