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一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
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10:29:19
 エロいんですんで隠します。
             
*今回の登場人物
 早瀬 美薫(はやせ みく)
 松風 了介(まつかぜ りょうすけ)
*今回の舞台
 風俗店「和夢(のどむ)」
              
*このお話を最初から読む↓
 プロローグ
*これまでの記事
 わむ☆くらぶ! インデックス
     
*今回はコメントからのリクエストになります。ありがとうございました。

 アパートの小さな部屋にとあるカップルが同棲していた。
 ラフな服装のさわやかな高青年が松風了介。向かい合っているのは早瀬美薫。ボブカットの髪型で、愛らしい瞳と低めの鼻梁、ぽってりとした瑞々しい唇が、卵型の輪郭にきれいに収まっている。二人ともいわゆる幼なじみで、了介が進学のときに美薫が思い切って告白、そのまま現在の流れに至っている。
「最近、マンネリ気味だよね、エッチが」
 彼氏のその発言を聞いて、美薫はビクッと体を跳ねさせた。
 美薫はようやっと了介と付き合い始めた。お互いに想いあっていたこともあって、ABCという順番に関係はスムーズに進んで、現在ではそれこそ肉欲のおもむくままに互いのことを求めあっていた。
(確かに、最近刺激が足りないとは思っていたけど。了介くん、わたしの身体に飽きちゃったとか? ううん、了介くんに限ってそんなことはないと思うけど、けど、これをきっかけに浮気なんてことされたら、やだよぅ……)
「あれ、美薫?」
「はぅっ、な、なんでもない。浮気したらいやだなぁとか考えてない!」
「……まだなにもいってないけど。でも、それを打破するためのいい場所を先輩から教えてもらったんだ。今日はそこに行ってみないか?」
 なにかと思ったら、この了介の発言を美薫はデートの誘いと解釈する。しかし美薫はその行く先でなにが待っているのかを妄想せずにはいられないのだった。
(ホテルで、エッチして、それから別れ話になって、とか? はぅぅ、ありうるぅっ! そんなことになる前に、わたしが、なんか、すっごいテクニックで、了介くんのことをつなぎとめなくちゃ。了介くんがわたしから離れられなくなるくらい!)
 と、そんなことを考えているところ、
「おーい、美薫さーん!」
「はひっ!」
「どうかな? ちょっと行ってみない?」
「いきます! 了介くんと、あのころの情熱を取り戻すために!」
 美薫は大声で宣言したが、その「あのころの情熱」については、了介も触れることはなかった。
       
 そして、二人は駅の繁華街から少し離れた裏路地へとやってくる。
「ここか……」
「ここですか……? ここっ?」
 最近修理したらしい煌々とした「和夢」のネオン。やっと見つけたというふうな了介に対して、美薫は驚いていた。そこは風俗店だったからである。
(どういうこと。了介くんは、わたしを……まさか風俗に売るつもり! 了介くんにはネトラレ属性があったっていうの? それとも、ここの風俗嬢の女の子と一緒に3Pがしたいってこと? 相手はエッチのプロみたいなものだよ? わたし、自信がないよぅ……)
 妄想する美薫だったが、了介に手をひかれて店の中へ。
「個室で一泊お願いします」
 受付に立っていたのはスーツ姿の女性だった。
「まあ、お客様が第一号です。広告不足だと思っていたのに……」
「先輩から口伝えですよ……はい」
「そうですか。それでは中へどうぞ」
 受付を済ませて二人は個室へと入っていった。
(普通のホテルみたい……)
 美薫はその個室の様子に驚いていた。ベッドなどはきれいに整えられているし、トイレや浴室もきれいだ。しかし床や壁に見える染みが気になって仕方がない。
「シャワーでも浴びてきなよ」
「あ、うん。そうするね」
 ここまで歩きだったから身体中汗だくだ。
 美薫は先にシャワーを浴びることにした。
(身体をきれいに洗ったら、もう一度了介くんにアタックだ!)
 美薫は浴室で意気込んで、スポンジにボディソープをたっぷりつけた。しかしなかなか泡立たない。仕方なくそのまま身体を洗おうとして、美薫はそのボトルの中身を知ることになるのである。
(……っ! スポンジが、ネバネバして手から離れない!)
 ここにはじめてやってきた美薫は知るはずもないが、美薫の使ったそれは「和夢」の特性ローション。練れば練るほどねばねばになっていく代物だ。そうとは知らず美薫はローションによって両手を粘着させられてしまったのである。
「いやぁぁっ! ねばねばが、離れないぃっ!」
 美薫は初めての粘着にパニックになっていた。粘着部分を除去しようと身体に擦りつけるが、それは逆効果にしかならない。おなかや太ももにも太い粘着糸がくっついてしまうだけだった。
(やだこれっ。ネバネバするばっかりで全然取れないよぉ。シャワーで洗い流せるかな? でも、こんな手でノブに触りたくないよぉ……っ!)
「りょ、了介くん! 助けてぇっ!」
 ついに美薫は了介に助けを求めたのだった。
       
 つづく


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