FC2ブログ
一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
2017/06«│ 2017/07| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/08
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
00:25:26
 アスレチック編。
 エロいんですんで隠します。
             
*今回の登場人物
 鳳 霰(おおとり あられ)
 桃岸 静留(ももきし しずる)
 尼野 みなも(あまの みなも)
*今回の舞台
 アスレチック「ネバダム」
              
*アスレチック編を始めから読む場合はこちらから
*このお話を最初から読む↓
 プロローグ
*これまでの記事
 わむ☆くらぶ! インデックス

 霰は次のステージの入口にきていた。コース説明によると、ここに入ると両側の装置が閉じて、外から見ると巨大なホオズキの実のように見えるとか。しかし、
(次のコースもネバネバか……。まあ、そういうアスレチックだけど。パスね)
 それは霰の趣味に合うものではない……ことになっている。
 ツインテールで大きく弧を描き、くるりと身を翻した霰。しかしその両腕は、静留とみなもにがっしり掴まれてしまった。
「ちょ、ちょっと。あんたたち……っ!」
 困惑する霰に、
「霰さん、一緒にこのコース行きませんか?」
「そうだよ。霰はまだ水着以外でネバネバになってないもんね」
 ふたりはそういって、にやりと笑って見せた。
「冗談じゃないわよ。だから、あたしはそういうのは嫌いなの!」
 霰はそこから逃れようとするが、みなもと静留はそれを許さない。
「三人だったら楽しいよ」
「そうですよ、みなもちゃんの言う通りです」
「だからって、あたしを巻き込むなぁ~っ!」
 結局霰はみなもと静留に引きずられて、その装置の上へ。
 そしてゆっくりと装置は閉じたのだった。
     
 装置の中はぼんやりとした照明でライトアップされてとても幻想的だった。ただ、そこ三人入るとなるとやや狭い感じがする。
「んも~っ! このコース、どうすればクリアなのよっ!」
 気が立っている霰は、自分を巻き込んだ二人を問い詰めるが、二人は顔を見合わせて首をかしげた。
「クリアとかあるんですかね?」
「ボクに聞かれても……。たぶん、脱出系じゃないのかな。このホオズキの中の、どこかにスイッチがあって、脱出できる。とか?」
「首を傾げるなぁっ! んもう、あたし出る! ねえ、出してよっ!」
 霰はホオズキの内壁をたたいた。すると、
 ネトォ……。
 と、壁から粘液がしみだしてきた。間接照明の光を反射してキラキラと輝いている。これだけだときれいだが、皮膚に触れるその感触は最悪だった。
「んひぃっ!」
 霰はあわてて手を引いた。手のひらにべったりと粘液が糸を引き、あとは重力に従ってふつんと切れた。
「な、なによこれぇっ!」
「いつもわたしたちが使っているローションじゃないですか。ほら、指で練るとあっという間にネバネバになります」
「なら余計嫌よぉっ! んもぉ~っ!」
 霰が嘆いていると、みなもがなにかを発見したようだった。
「ねえねえ、二人とも、ここにスイッチがあるよ!」
 と、既に粘液まみれになっている霰が手を当てているところ。たしかになにかのスイッチのように見える。
「押そうか?」
 と、みなもの瞳は輝いているように見えた。
「そうですね」
 同調する静留に対し、
「や、やめなさいよ。そんなの、怪しすぎるじゃない。罠よ。絶対罠よ!」
 霰は断固反対。しかし、
「でも、脱出の近道かもしれないよ」
 なんて言われると反論ができない。
「じゃ、じゃあ、あたし離れてるから」
 霰は身の危険を感じてみなもから一番遠く(といっても、場所が狭いためいうほど離れられてはいないが)に行った。
「じゃあ、押すよっ!」
 みなもが思いっきり強くスイッチを押すと、装置の床から三本の突起が飛び出してきたのだった。それをみて、感嘆の声をあげたみなも。静留もそれに同調した。
「これ、脱出のためのアイテムじゃない?」
「そうかもしれませんね。でも、これはいったいなんなんでしょう? 床とおなじ色ですし、もとより足元は薄暗くてよく見えません……」
 そんな二人の様子を見ながら、霰は安堵していた。
(よかった。押したら一気にネバネバが降ってくるとか、そういうことはないわけね。まったく、びっくりさせないでよ……)
 肩を撫でおろす霰だったが、背中がべったりと粘着にくっついてしまっていることに気付いた。それだけでなく、自慢のツインテールも装置の粘液壁に絡め取られてしまっている。さいわい粘化はしていないようで、誰かに引っ張ってもらえば抜け出せそうだ。
「ひぃっ! やだもう、背中がくっついてるっ! ねえ、静留、ちょっと手ぇ引っ張って……」
 と、呼びかける霰だったが、その目に入った光景は、先ほど生えた突起物にむしゃぶりついているみなもと静留の姿だった。
     
 つづく


コメント
コメントの投稿










トラックバック
トラックバックURL
→http://unrealgraffiti.blog20.fc2.com/tb.php/601-424c8cd6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
FC2カウンター
ようこそ
人目の旅人様
プロフィール

誘宵

Author:誘宵
ものかきやってます。
こっちのブログはもう更新しないので、
新しいブログの方をよろしくお願いします。

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。