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一人でできることは一人でやれ。みんなでやることはみんなにやらせろ。
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22:23:38
*エロいんですんで隠します……
    
*登場人物
 ノンノ
 主人公。世界征服を狙う悪の組織、ウェバーンの新米幹部。
     
 テルン
 ウェバーンのたくらみを阻止するために送り込まれた正義の魔法使い。
      
*このお話を最初から読む場合はこちらから
*過去エピソードはこちらから
   
 では、続きからどうぞ……。

 Project:10 プールへ強襲
   

 その日、ノンノは上司であるチューンからとある装置を託された。その装置の名前は「スタックホリッカー」といい、その名の通り、相手を粘着中毒にしてしまうものである。なぜこんな物騒なものを使うことになったかというと、ノンノの知らないところでウェバーンに敵対する組織の抵抗は高まっていたらしく、おかげで戦闘員が足りなくなってしまったらしいのだ。そこで、ノンノは新たな戦闘員を生み出すという任務を受けたのだった。
「それじゃあ、ちゃちゃっと終わらせるわよ。ウェバーンの世界征服のために」
 マジカルフォークに跨って、目的地に向かうノンノはいつもの幹部服だ。黒いチューブトップに同じ色をしたローレグのパンツ。さらにロンググローブもロングブーツも真っ黒い。瞳を釣り上げて見据えるのは目的地だ。高速で飛行しているため、頭頂部のアホ毛がせわしなくなびいていた。
 さて、そんなノンノが意気揚々とやってきたのは、子春学園の屋内プールである。建物の南側と、天井のほとんどとがガラス張りになっているその建物の中では、女生徒が体育の授業を行っている最中だった。どうやら自由時間らしく、ほとんどの生徒がプールの中にいる。
「しめしめ、いい状況だわ。これだけの人数を一気に戦闘員にできれば、あたしの今までの失態もチャラにできて、お釣りがくるかもしれないわね」
 一人でにやにやしたノンノは、屋内プールに突っ込んでいく。ガラスを通り抜けて、プールの中へと侵入した。そのままプールサイドに、垂直にたてたマジカルフォークに足をかけたポーズで、ノンノは生徒たちの前に登場して見せた。
「きゃっ、なにあの子」
「小学生……?」
「フォークで……浮いてる……!」
 闖入者の登場に騒然とするプール。その混乱の声、驚かれたという反応に、悪の幹部としてノンノは少々嬉しさを感じていた。しかし、
「迷子なのかな?」
「どうやってきたの?」
「先生呼んでこようか」
 その次の瞬間には、プールの中にいた生徒たちは好奇と心配の視線でノンノのことを見るのだった。
「あ、あたしを誰だと思ってるの! あたしは、ウェバーンの幹部ノンノ! あんたたちのことを、これからウェバーンの幹部にしてやるんだから! 光栄に思いなさいよね!」
 生徒の視線を振り払うように宣言して見せるが、どっと笑いが起こる。そもそも、ウェバーンという組織自体、社会に表立って行動しているわけではないのだ。彼女たちが知らないのも無理はない。
「ええい、嘘じゃないんだからぁっ!」
 半ばヤケになっていたノンノは、女生徒たちが入っているプールにスタックホリッカーの子機を投げ込んだ。そして親機のスイッチを入れる。プールの中の子機から真っ白い光が放たれた。
「ふっふっふ。これで、もうあんたたちはプールから逃げられないわよ」
 ノンノは不敵な笑みを浮かべる。きょとんとしていた生徒たちだったが、すぐにその身に起こった変化を知ることになる。
「なにこれ! プールの水が!」
「重たいよぅ……ネバネバする……ぅ」
「それになんだか……か、身体が……ぁ、アンッ」
 女生徒たちは、顔を赤らめ悶え始めた。切なそうに眉根をハの字に下げ、口から漏れる吐息は荒くなる。
 プールの水も変化していた。いや、これはもう「水」ではない。生徒たちの身体に絡まり、糸を引くそれはトリモチだった。プールは巨大な粘着だまりへと変貌していたのである。
「そうそう、そうやってネバネバの快感を身体に覚え込ませるのよ。それが病みつきになったら、あんたたちは立派なウェバーンの戦闘員なんだから……」
 ノンノはニヤニヤしながら目の前で繰り広げられる光景を見物していた。
 装置による発情に我慢できなくなった生徒たちは、思い思いのやり方で、粘着の中で自慰を始めている。中には近くの生徒とレズ行為を始めるものもいた。トリモチの効果で、生徒たちが着ていた水着は溶けてなくなっていた。彼女らは自身の胸に、股間に、粘着を塗り込みながら、女体に粘着官能を染み込ませていく。屋内プールの中に生徒たちの嬌声が響き渡り、発情した若い牝臭が充満していた。
(なんだか、気持ちよさそうだなぁ……)
 目の前の生徒たちの淫らな戯れに、ついノンノの心も揺らいでしまいそうになる。しかし今は任務中と、かぶりを振ってその誘惑を振り払った。そのときである。
「そこまでよ!」
 屋内プールのドアが開いた。そこに立っていたのは、パステルカラーのフリル付きレオタードに、ノンノと違ってメリハリのある身体を包み込んだ少女だった。小さなお下げの髪型で、ぱっちり開いた瞳はノンノに向けられる。その奥には使命感の炎が揺らめいているようだった。
「ノンノ! あんた、久しぶりに見かけたと思ったら、なにしてるのよ!」
「来たわねテルン。見ての通り、戦闘員を量産中よ。ふふ、遅かったわね。もう装置を止めることはできないわ!」
 ノンノのいう通り、一度動いた子機は、親機が壊れでもしない限り止められない。
「なら、ノンノのもっているその変な機械を壊すまで!」
 やはり、テルンも気づいたようだった。しかし、ノンノの表情には余裕があった。テルンがこちらへ飛びかかろうしたところで、
「ちょっとまちなさい!」
 と、ノンノはテルンを止めたのだった。
     
 つづく


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